前回、塩素系と酸素系の洗濯槽クリーナーの違いやそれぞれの特徴の記事を書きましたが、今回は実際に我が家でしている掃除の手順をご紹介していきます。
前回の記事はこちら
洗濯槽掃除に使用する酸素系漂白剤
最初に我が家で使用する酸素系クリーナーですが、最近はオキシクリーンを使用して洗濯槽掃除する事が多いです。
オキシクリーンはコストコの人気商品で、SNSで人気が出た商品でアメリカだけでなく世界中で使用されてる洗剤ブランドです。
アメリカ製のものと日本製のものがあるのですが、我が家の使用してるオキシクリーンは、日本製で界面活性剤が入ってないものなので、泡が出ないという特徴があります。
我が家の洗濯機は塩素系での洗濯槽掃除を推奨しています。
酸素系は泡残りが多いからという理由のようで、色々試してみて日本製のオキシクリーンはそこまで泡がたくさん出るわけではないので、日本製のオキシクリーンを使用しています。
オキシクリーン以外だと個人的にこのやさしい酸素系漂白剤が好きで昔から使用しています。
値段が安いのと薬局でもよく購入しやすい。溶けるのが早いような気がして、こちらも何度か使用しています。
酸素系漂白剤を使用しての洗濯槽掃除
どの酸素系漂白剤を使用しても基本的には手順は一緒です。
では、実際に洗濯槽掃除スタートしていきます。
まずは、酸素系漂白剤が効果的となる温度の45度以上にする為に追い炊きをします。我が家ではお風呂の残り湯はマックス48度までなので、48度で追い炊きをします。
基本的にお風呂の残り湯を使用する事が多いので、洗濯槽掃除をすると決めた日は入浴を早めにすませてしまう事が多いです。
(スマイルパパがシャワーだけの日や不在時にやることが多い)
夕方17時前に子供たちと入って、私が寝るまでには洗濯槽掃除が終わるようにしています。なぜなら、我が家は毎日洗濯機を回すのでひと晩おいてだと朝の洗濯が遅くなるし朝はバタバタするから^^;
でも、今回は朝の洗濯が終わった後に前日の残り湯を追い炊きして使用しました。
前日の残り湯でもほんのりぬるめなので、わりとすぐ追い炊きが終了しました。
洗濯機のゴミ取りネットは取り外して、綺麗に洗いましょう。
私は洗濯槽掃除をするついでに一緒にオキシクリーンにつけ置きしています。
実際に洗濯機に残り湯をためていきます。
我が家の洗濯機は少したまってから、一度攪拌が始まるのでそのタイミングでオキシクリーンを投入しています。
洗濯槽で使用するオキシクリーンの分量ですが、50リットルに対して日本製オキシクリーン約15~18杯くらいですので、我が家は9キロの洗濯機なので日本製オキシクリーンを約30杯くらいは入れています。
アメリカ製オキシクリーンだと、50リットルに対してライン4で4杯くらいです。
日本製、アメリカ製どちらも水10リットル増えるごとに100グラムほど増やしていきます。
しっかり、溶かす為に今回はバケツに50度のお湯をためて、そこにオキシクリーンを入れて溶かしてから洗濯機に投入しました。
最初は写真のような小さな泡が出ますが、すぐ泡が消えていきます。
数分「洗い」コースでしっかり攪拌をしていきます。泡がわりとすぐ落ち着いてきました。
私は高水位までたまったところで一度、一時停止をしてもう少しお湯をたしています。
バケツでも良いのですが、我が家はシャワーが届くので直接洗濯機にシャワーを入れてます。洗濯槽ギリギリまでお湯を投入。
残り湯を使用しない時はこのようにシャワーホースをはさんでおいて、お湯を入れる方法をしています。
オキシクリーンを投入したらそのまま数時間、つけ置きをします。
平均3~6時間ほど。
つけ置き中は数回洗濯機を見に行って汚れをすくっていきましょう。
1時間ほどしてから洗濯機をあけると少しだけゴミがありました。
この時に少しまた洗いモードで洗濯機を回してみてください。
汚れがあるとたくさん茶色い汚れが出てきますよ~。
恐怖です。
こういった汚れが回せば回すほど出てきますので、何度も何度も取り除いていってくださいね。
ちょっと、汚かったので少し離して撮影してみました・・・。
この作業をつけおき中は何度か繰り返してください。少しずつ汚れが減ってきます。
でも、こうやって目で見て汚れが分かるのが、酸素系漂白剤で掃除をする気持ち良さですね。面倒なんですが「うわ~」とか思いながら夢中でゴミを取るというのもなかなか楽しいですよ。(楽しいのか)
数時間つけ置いた後に再度、標準コースで運転をするので、その前に最後にもう一度汚れを取ってから一度排水します。
排水すると洗濯槽の底やまわりに汚れが残ってるので、綺麗に拭き取っていきます。ある程度汚れが取れたら、もう一度標準コースで洗濯機をまわしていきます。
汚れが気になる時は、その後も数回すすぎを繰り返すと効果的です。
綺麗になれば掃除は終了です。
我が家は槽洗浄コースもあるのですが、この方法が一番やりやすいので、槽洗浄コースは使わずにこの方法でやっています。
塩素系漂白剤の洗濯槽掃除の方法
塩素系漂白剤の場合の掃除方法も紹介しておきます。
と言っても、手順はシンプルなので簡単です。
今回使用したのは薬局のオリジナル商品。洗濯槽カビキラーと同じ効果ですみたいに並んでました。こちらはつけおき必要なしとなっています。
書いてある手順もシンプルです。つけおかなくてOKとなってますが「3時間ほどつけ置くとより効果的」となってるので、やはり出来ればつけ置きをした方がよさそうですね。
こちらも手順は一緒でお風呂の残り湯を使用して、高水位まで水をためて塩素系漂白剤を入れて数時間おきました。
ただ、こちらは汚れが目で分かりにくいので、綺麗になってるのかな?と思ってしまいますが、排水後に確認すると少し黒い汚れが浮いていました・・・。
数時間後、洗濯機の水を排水してみると洗濯機の底にも結構汚れがついていました。
この汚れを綺麗に取って、再度標準コースで回して終了です。
汚れが残っていたりする場合は、その後も数回すすぎをしてください。
塩素系での洗濯槽クリーナーはやはり酸素系と比べるととても簡単ですね。
その時の状況で使い分けてみても良いと思います。
塩素系はお風呂の残り湯でも冷水でも使う事が出来ます。
洗濯機本体や排水口も掃除をしておく
洗濯槽掃除をしたついでに、洗濯機本体のホコリなんかも軽くとっておくと汚れがたまりにくいです。
結構、ほこりがたまるんですよね。
ここの隙間も黒い汚れやゴミが結構入り込んでいます。
ホースまわりや蓋の裏なんかも。
そして、私は排水口も一緒に重曹とクエン酸を使用して軽く掃除しています。
ここ。「ユルム」って書いてあります。矢印にむけてまわすと・・・パカッと簡単に取れます。
ヌメヌメや黒くなってる汚れを綺麗に拭き取っていきます。
そして、ここに封水筒があるのでこれも綺麗にしておきます。たまにここにゴミがたまってたりしますよ。
ここに重曹をかけて10分くらい置いて、クエン酸を入れたコップ1杯の水をかけると、勢いよくシュワシュワと音を立てて発砲してくれます。その泡が排水口の汚れに入り込んで綺麗にしてくれるので、排水口のヌメヌメを取ってくれます。
重曹とクエン酸を1対2くらいの割合で使用するとベストです。
排水口の汚れはなかなか綺麗を維持するのは難しいですが、こういったちょっとした事をしておくだけでも頑固な汚れが悪臭をおさえてくれる効果もあるので、洗濯槽を掃除したついでにでも良いのでぜひやってみてくださいね。
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