キッズスペースのように使っている小さな和室。天気の良い日は、ゴロンとそのまま横になるだけで、なんだか癒されるお気に入りの空間の1つです。
そんな和室ですが、普段のお手入れといえば掃除機をかけて、たまにパストリーゼで軽く拭くくらい。長梅雨の2020年。湿度の高い日々が続いていて、カビなどが心配だなと思ったある日、ふと気づいてしまいました…。
入居してから2年以上たつというのに、畳を上げて掃除をしたことがないということに…。(遅い)梅雨があけてすぐに、そんな畳下の掃除をしました!!
畳上げはマイナスドライバーで簡単に
畳の隙間にマイナスドライバーを入れ込み、畳に傷がつかないように気をつけながらゆっくりと持ち上げていきます。指が入るようになったら、両手を使い持ち上げます。
女性には結構、重労働かもしれません。軍手などを使ってケガに気をつけてくださいね。あと、ほこりなどで汚れますので、窓を開けてマスクをして汚れても大丈夫な服装で挑んでください。
この畳を上げる作業は畳の下の床板を掃除する目的と、床板と畳をしっかりと乾燥させる目的があります。この作業をすることで、カビを防止してくれるので、本当は年1~2回ほどは畳上げをする必要があるようです。(大掃除の時にも気づかなかった私)
入居から放置してしまったホコリとカビ
畳を上げると思わず「うわ!!」っと声が出てしまいました。
隙間から入り込んだであろうほこりが小さな山を作っていました。見てるだけで咳が出てくる。これはひどい…。
嫌な虫がいたらどうしようかと覚悟していましたが、目で見える大きな虫はいませんでした。
ほこりだけじゃなくカビも!!
ほこり以上に衝撃的だったのはカビです。畳を上げる作業をなぜしなかったのかと深く後悔した瞬間でした。しかも、根が深そうな黒カビです。
セッセとお風呂やキッチンの掃除をする前になぜ畳の存在に気づかなかった私!!
まずはほこりを掃除
カビ取りの前にしっかりと畳の下のホコリを掃除します。
掃除機をしっかりとかけます。ほこりだけじゃなく、建築中の木くずなども2年ぶりにたくさん出てきました。そりゃ、ひどいものですよ。
畳の下のカビにはアルコールという情報を見つけたので、まずはパストリーゼで拭いてみましたが、全然綺麗になりませんでした。
多分、初期のカビには効果的だと思いますが、黒カビは綺麗になりませんでした。家にあるカビキラーは洗い流せないので、木材にも使用できるカビ取り剤を購入してリベンジすることにしました。
購入したのは評判の良さそうなこちら↓
Amazonで頼んで次の日には届きました。ありがとうございます。
カビ取りの前に床板と畳を乾燥
カビ取りは翌日にするとして、その前にしっかりと床板の掃除と乾燥をしました。
床板は掃除機をかけた後に、パストリーゼで床板全体をアルコール消毒をして乾燥させました。
畳は外に干すのが良いそうですが、真夏で気温も高く湿度も高かったので、湿気を余計吸ってしまいそうだったので、畳は室内の日光が当たる場所に畳の裏が見えるように立てかけておきました。(表は日焼けするので、なるべく日光に当てないようにするそうです。)
この日は和室は入室禁止にして、丸1日乾燥させました。
カビ取りに再チャレンジ!!
Amazonで届いたこちらの商品は、木材や畳にも使用できるカビ取り剤らしいです。ちょっと高いけど、黒カビをそのままにはできないので、期待をこめて作業スタート!!
カビ全体にスプレーして30分放置してから水拭き、またはそのまましっかりと乾燥させるとのことです。
歯ブラシのようなものでかき出すようにするのも良いとのことでやってみましたが、これはちょっと床板が傷むかもしれません。軽くだけしてあとは放置後に水拭きして乾燥させました。
ちょうど、窓の近くだったのでカーテンを開けると直射日光が黒カビに当たってくれたので、日光の力も借りてしっかりと乾燥させました。
翌日の黒カビ
しっかりと乾燥した床板を見てみると、うっすらと黒いのは残っていますが、だいぶ薄くすることができました!!
繰り返し使用するとさらに効果的のようでしたが、木材の傷みが心配でしたので、今回はこれでストップしておきました。
これ以上広がらないように気をつけないと…
とりあえず、次は冬前に再度掃除したいと思います。
畳の下の掃除は定期的に
今回、床下の掃除と一緒に畳のダニ対策に殺虫剤を使ってみたので、そちらは次回またまとめたいと思います。
畳の下の掃除をずっとしていないという方は、ぜひカビやほこりがひどくなる前に掃除してみてくださいね。
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