毎年、震災のあったこの時期に防災バックや災害時の非常食の見直しなどをしています。
賞味期限切れのものがないかどうかや、子供のものがサイズアウトしていないかどうかなど。
今日は我が家の防災バックの中身を記録としても記事にさせてください。
我が家では防災バックの中身は万が一、自宅から避難しなければいけない場合や、数日自宅に戻れないという場合を考えて中身を入れています。
東日本大震災を経験して
私は東北地方在住なので、東日本大震災を経験しています。
津波被害のあった親戚と連絡が取れず海水のひかない災害地へ親戚を探しにいったものの、いつも通れる道もとても通れる状態ではなく、なんて無力なんだろうと思いながら引き返してきたのをよく思い出します。
(親戚は数日後に探しに行くと無事でした)
当時は子供がいなかったのですが、今は何かあった時には私が子供たちを守らなければいけないというのもあるし、万が一に備える事への重要さを嫌というほど体感しましたので、震災後は防災バックへの意識は高くなり、自分なりに情報を集めたり自分自身もこれがあると便利だなというものをバックの中に入れています。
防災バックは中身の入ってる市販品を購入する事も考えたのですが、意外に自宅にあるものや100円ショップで揃えられるものも多いし、防災バックを用意しだした時はまだ子供が乳児だったというのもあって市販品だけでは足りないものも結構あったので、オリジナルの中身にしました。
災害時は意外に必要なものが多い
我が家の防災バックの中身です。
意外に考え出すとあれもこれも~ってなります^^;
この中身を実際に入れるとなると、結構重くなるしなかなか難しいです。
子供が乳児の頃はここにミルクだったり、離乳食だったりが必要になってたのでこれでも少し減ってこの量ではあります。
まずは災害時は徒歩で移動する事も多くなると思います。
やはり、手足が冷えたりすると何か作業する時もつらいので家族分の靴下と子供用の手袋。
軍手とビニール手袋が入っています。気休めですがホッカイロも入れてます。
子供が乳児の時は子供の着替えも入れてました。
100円ショップで全部そろうのでありがたいですね。
衣類の着替えは入れてませんが、家族分の下着と生理用品、おむつ、タオルです。
タオルはおむつを使い切ったら布おむつみたいに代用できるし、色々使い道があるので4枚入っています。
マスク、ポケットティッシュ、ウェットティッシュ。
マスクは個人的に震災の時、役に立ちました。災害時はびっくりするくらいホコリや臭いも凄いですし、冬だとつけてるだけで防寒にもなります。
歯ブラシや石けん、折りたたみ式のコップ。念のため、コンタクト洗浄も入れています。
このへんは小さいものなので一応入れたというものですが、顔を洗ったり歯を磨いたり。いざとなったらしなくても良いのかもしれませんが、そういった事でリフレッシュするという事も災害時はとても大事なのかなと思いますので、そんなに大きな物でもないので入れています。
私は視力が悪いので眼鏡もないと困るので、ここに予備は入ってませんがバックにメモで「眼鏡持って出る」と貼ってあります。
メモ帳とペンと小銭です。
災害時に親戚を探しに行った時、避難所となっていた大学に探しにいったのですが、掲示板にメモを残したり職場の玄関にメモを貼ってきたりしました。
家族を探しにいく時や、逆に誰かが探しにきた時に自分のいる場所などを書いて残しておくだけでも違うと思います。
貼れるものが入ってなかったので、今年はここにセロテープを追加しておきました。
小銭は公衆電話を使いたい時用ですね。最近は公衆電話を見つけるのも大変ですが、あったほうが絶対良いので。
どこに避難するかわからないので、割り箸や紙皿、ナイフ、ラップ、ビニール袋、マッチ、ライター、防災ポリバケツなど。
防災用のポリバケツは水を入れて持ち運ぶ事が出来ます。
お買い物袋やラップは色々な使い道がありますので入れてあります。
簡単な救急セットです。これは何かのおまけでもらったもので、今までは車に入れてたのですが、防災バックに移動しました。
LEDランプ。
キャンプ用品店で買った気がします。
予備の電池と一緒に。
手回し充電ラジオです。
震災後しばらくはこの手回し充電ラジオが手に入らなかった気がしますが、今はわりとすぐ購入できますよね。
災害時に情報がないのが一番怖いので、これも必須ですね。
非常食です。
今年はほとんど期限切れになってたので注文しなくちゃです。
ここに水を入れるだけで食べれるご飯ものなどを数点入れる予定です。
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このへんかな~。今回はパンも入れようかなと。
ビスコは個人的に食べるだけで癒されるので常備。甘いもの食べるだけで元気になりますしね。
非常食は大事ですが、やはり重いのでどのくらいの量をいれるのか難しいですね。
最後に我が家の防災バックです。
今紹介したもの全てが入ってます。パンパンです。
これ、たまたまスマイルパパが持ってた登山用のリュックなんですが、登山用だけあって背負ってもそこまで重さを感じません!!感動するレベルでした。
肩ベルトだけでなく腰ベルトもついてるので体への負担は最小限になっています。
もしも、防災バックを自分で用意する時はリュックは肩に負担のないものを選択してください。
たくさん歩く事も考えられますからね。
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結構、値段が安くて良いものもありますね。
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水に浮くものもあります。選ぶとなると迷っちゃいますが、地域によっても違うでしょうから自分に合うものを選択してください。
LEDミニライト。これも何かでもらった気がします。
おまけ。熊よけの鈴(笑)
スマイルパパがつけてたものです。そのまま、ついてます^^;
家族の写真もぜひ一緒に入れておこう
ここに写真はありませんが、バックの中には家族写真と子供たち二人の写真も一緒に入れています。
万が一、家族と離ればなれになった時に写真を見せて探したりできますし、心細い時の支えになるものです。
入れても邪魔になるものじゃないので、ぜひ入れてほしいです。
我が家は毎年家族写真を写真屋さんで撮るので、その写真を入れてます。
(意外に家族集合写真ってないんですよね~)
我が家はまだこのバックひとつですが、家族分に分けて用意するというのも良いと思います。
毎年、この防災バックの見直しをしながらこれを使う日がこないと良いなと思いつつ、日常のありがたさを再確認できる時でもあります。
中身は違えど、お家にひとつでもぜひ用意しておくと安心ですよね。
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