食洗機を毎日使用しているので、定期的に食洗機内の掃除もしています。
掃除といってもクエン酸を入れて強力洗浄コースで洗うだけがほとんどでしたが、先日食洗機の中にある回転ノズルを外してみると、ノズルが変形している状態になっていました。
念のため、点検をお願いした際に聞いた食洗機を長く使うポイントをご紹介します。
食洗機ヒーターの故障?
食洗機は庫内中央にある、ノズルを回転させながら水を噴射して食器の汚れを落とします。この回転ノズルは取り外すことも可能。
今回掃除の時に取り外し裏を見ると、まるで熱で溶けたように変形している部分がありました。ノズルが溶けるくらいなのでヒーター部分の影響かと思い、お客様相談センターに問い合わせをしてみました。
コールセンターの方に聞くとノズルが溶けるトラブルは聞いたことがない、ヒーターが何らかの影響を与えているかもしれないとのことで、点検をしてもらうことにしました。
原因はヒーターカバー
点検当日、スタッフの方が食洗機を開けてヒーター部分のチェックをすると、ヒーターカバーがきちんと取り付けてられていないことを指摘されました。
実は去年の年末に食洗機内のヒーターカバーを自分で取り外し、カバーの手洗いをしていました。カバーはネジで固定してあるだけだったのですが、どうやらその時の私の戻しが甘かったようです。
運転中の食洗機内で、カバーがカタカタと動き、熱くなったカバーがノズルの一部分に当たり溶けてしまったのではないかということでした。
ヒーターや食洗機本体の異常はなかったので、点検スタッフの方がヒーターカバーをしっかりと固定してくれて点検は終了です。 ノズルをそのまま交換していくこともできるそうですが、業者側ですると作業代が発生するらしく、交換方法も難しくないので後日、自分で購入することにしました。
点検作業時間は15分ほどで、出張費用は3,850円でした。費用はかかりましたが、異常がなくて安心しました。
食洗機のお手入れ方法とは?
せっかくスタッフの方に来ていただいたので、食洗機のお手入れ方法や使い方の注意点などを確認させてもらいました。
日々のお手入れ
食洗機を使ったあとに必ずしてほしいお手入れが、残菜フィルターの掃除とのこと。残菜フィルターは、食器を洗った時に出る汚れや残菜をキャッチするためのもので、とても汚れやすいです。残菜フィルターが汚れていると、目詰まりの原因になったりニオイやカビが発生するそうです。
残菜フィルターを洗う時に、排水部分に汚れが付着していることもあるので、汚れていたらブラシなどで汚れを落とすようにしておくと頑固汚れになりにくいです。
定期的なお手入れ
食洗機の掃除にクエン酸や食洗機を使って掃除する家庭も多いと思いますが、パナソニックの食洗機の取扱説明書を確認すると、クエン酸を使った掃除を推奨していませんでした。当たり前に思うお手入れもメーカーでは推奨していないこともあるので、一度ご家庭で使っている食洗機の取扱説明書を確認してみるのも大切かもしれません。
パナソニック食洗機の場合は、食洗機専用洗剤を約15g入れて(通常使用量の約2倍)食器は入れずに、強力コースで運転するように書いてあります。
点検に来ていただいたスタッフさんも、基本的なお手入れ方法はこの2つだけで大丈夫とのことでした。
当たり前ではありますが、私のようにネジを外したりのお手入れは、このようなトラブルに繋がることもあるので、なるべくしないでほしいとのことでした。(すみません…泣)
食洗機内が白く汚れてきた場合
食洗機を使用しているうちに庫内が白く汚れてくるので、そういった汚れが気になるようになったらパナソニックには庫内クリーナーがあるので、食洗機専用のクリーナーを使って掃除すると白い汚れも綺麗になるそうです。
食洗機のトラブルには排水不良も多いようで、庫内クリーナーを使うことで排水もスムーズになりやすいとのことです。
庫内の汚れを綺麗にすることばかり考えていましたが、毎日水を使う食洗機の排水詰まりを防止するためにも大切なお手入れ内容の1つですね。
クエン酸を使って故障することはほぼないようですが、排水トラブルを防止するためにも定期的に専用クリーナーを使ってほしいとのことでした。
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